校長のTweet

令和6年9月13日(金)【はがき随筆】

 毎日新聞の地域版に、「はがき随筆」というコーナーがあります。今回、昨年12月に亡くなった父を偲び、「父の言葉」という題で書いたものが、8月29日に掲載されました。

以下、文面です。紹介します・・・・。

 

令和6年6月24日(月)【選挙】

 私が初めて選挙に行ったのは大学3年生(20歳)の時、たしか衆議院選挙だったと思う。雨の中、傘をさして近くの小学校へ投票に行った。人生初めての投票に少し大人になった気がした。翌朝の新聞で選挙結果を見たとき、「この一票は、自分がいれた一票だ!」と確認したのを覚えている・・・。

あれから約40年。この間、市長や市議会議員に立候補した知人の様子を見てきた。皆、一生懸命だったことを記憶している。

7月7日の東京都知事選挙(過去最多の56人が立候補)に向けたニュースが連日報道されている。SNSの普及とともに、選挙活動の在り方も昔と随分変わったことを感じるこの頃である。

令和6年5月2日(木)【PTA総会 エアコン設置】

 昨日PTA総会が行われました。今まで何度もPTA総会に出席してきましたが、忘れられないPTA総会がある。20年近く前のPTA総会だが、生徒の学習環境をよくしようという保護者の思いが、教室のエアコン設置につながったのだ。今ではあたりまえと感じる教室のエアコンだが、その設置の背景には保護者の方々の思いがある。このことを知っている生徒はどれくらいいるだろうか・・・。

 ある先生が話していたが、「感謝」の反対語は、「あたりまえ」だそうだ。教員間では、昨日からクールビズが始まった。これからだんだん暑い季節になる。エアコン設置を「あたりまえ」と思わず、「感謝」の気持ちをもって過ごしていきたい。

  令和6年1月30日(火)【1日30分】

 もうずいぶん前の話だが、ある講演会で次の言葉を聞きました。「1日30分、10年続ければ専門家になれる!!」。その言葉を聞いたとき、私は初任の頃お世話になったI先生を思い出しました。

 I先生は世界史専門。毎日継続して、あることに取り組んでいました。それは、新聞や雑誌等から興味を持った記事を、「B6版」のカード(ルーズリーフ)に書き写すこと。1日1枚は必ず書く、と決めていたようで、放課後に「今日はまだカードを書いていない!」といって、雑誌をめくっていたのを覚えています。何年も続けているので、カードはかなりの量になっていました。

 ある時、I先生の研究授業がありました。テーマは「紫(むらさき)色について」。私はその授業を参観していませんが、おそらくI先生は膨大なカードから紫色に関する資料を取り出してまとめたのでしょう。「紫色というテーマだけで1時間授業ができる!!」I先生の継続した取組に、私は感嘆しました・・。

 令和5年12月26日(火)【資格試験】

 早いもので、令和5年も残すところあと5日。今年度は、教員になって初めての商業高校勤務だった。これまで9ヶ月間、商業高校の取組をみてきたが、とても魅力的であると感じている。

 特に資格試験は、意欲ある生徒にとっては、更に上を目指すことのできる取組である。3級の次に2級、そして1級と、難易度は上がっていくが、その分合格したときの喜びも大きいことだろう。

 私事になるが、小学生の時、私は珠算を習っていた。10級からスタートし、9級、8級と進んでいった。最初は楽しかったが、途中で壁にぶつかる。暗算ができない、頭の中でそろばんの玉が消えていくのだ。それでも最終ゴールを目指して頑張り、なんとか達成することができた。そのときの喜びは今でも覚えている・・・。商業高校の種々の資格試験は、普通高校にはない取組である。是非、生徒の皆さんは自己向上のひとつとして、積極的に取り組んでほしいです。

 令和5年10月16日(火)【修学旅行】

 昭和56年10月、高校2年生だった私は5泊6日(船中2泊)の修学旅行に参加した。初日夕刻、阪九フェリーに乗船し、翌朝、大阪南港に到着。そこから新幹線で東京へ向かった。東京では午後3時から午9時まで6時間の自由時間があった。自由時間に私は友人4人と、浅草寺、上野公園、サンシャイン60などに行った。見るものすべてが新鮮で刺激的、さすが東京だと思った。特にサンシャイン60の最上階からみた夜景は感動的だった。また、旅行期間中、私は友人と色々な話をした。進路や将来のこと・・・、これから始まる未来に、不安と期待で胸がいっぱいだった。                          

 今年5月、東京に出張した私は、40年ぶりに上野公園に行ってみた。西郷隆盛像を見上げ、修学旅行での「友との語らい」を懐かしく思い出した・・・。

 令和5年8月30日(水)【青春18切符】

 お盆に、熊本駅から行橋駅までJRに乗る機会がありました。(博多経由の鈍行列車)4時間半かかりましたが、私にはとても快適な列車の旅でした。車窓からの景色を眺めながら、遠い昔を思い出しました・・・。

皆さんは「青春18切符」をご存じですか。(詳しくはJRのホームページで!)22歳の時、私は友人と二人で「青春18切符」を使って10日間、旅をしました。旅の途中たくさんの人と出会いました。今でも覚えているのは高校を卒業したばかりのS君。「これから一人でオーストラリアへ行く。英語が話せるようになりたい。」とS君は言いました。強い決心が伺えましたが、車窓に写るS君の横顔はとても寂しそうでした・・・。

 さて、2学期が始まって1週間が経ちます。皆さんの人生の旅は、まだまだこれからです!

令和5年6月27日(火)【1学期期末考査 最終日】

 今日までの4日間、1学期期末考査でした。

朝、昇降口に立っていると、試験期間中はノートやプリントを見ながら登校してくる多くの生徒がいます。そんな生徒たちに、「しっかり頑張ってね」と声をかけると、「はい!がんばります」と元気に応えてくれます。

最終日の今日、ある男子生徒が私の声掛けに、「最終日は、一番気合を入れないといけません!!」と応えてくれました。

   気合の入った彼の言葉に、元気をもらいました。頑張れ、若商生!

  令和5年6月13日(火)【若商ダンス部 部活動指導員】

 今日から若商ダンス部に部活動指導員が来られます。

 小倉のダンススタジオ「Styleflavor(スタイルフレーバー)」のアッコ先生のごはからいで、チサト先生とヒナ先生が来てくださることになりました。専門の先生からのご指導で、生徒の意識そして技術が高まっていくのを感じました。

 これまでアッコ先生とは、若商ダンス部について何度も打ち合わせをしてきました。

「ダンスには大きな力がある!」アッコ先生とお話をしていると、ダンスに対する強い思いが伝わってきます。

   

  令和5年6月2日(金)【若商ブログ】

 本校ホームページに、「若商ブログ」というリンクがあります。

このコーナーでは、本校の日常の様子を発信しています。5月は、先生方そして関係生徒の協力で、毎日(平日のみ)発信することができました。

 数枚の写真と数行のコメントですが、若商生の様子を見ていただき、「今日は、こんなことがあったんだね!」と、思っていただければと思います。

 令和5年5月19日(金)【体育祭 結団式】

 本日、体育祭結団式で全校生徒に話をする機会がありました。私が話した内容は2つの言葉の紹介です。

 1つ目は、36年前、当時学年主任だった宮崎秀一先生の「学校行事で自分を燃やすことのできる生徒は、進路において成功を収める」という言葉です。実際、この言葉にあてはまる生徒を何人もみてきました。是非、若商生諸君には、体育祭成功に向けて頑張ってほしいと思います。

 2つ目は、プロ野球 野村克也監督の「財を遺すは下、仕事を遺すは中、人を遺すを上とする」という言葉です。3年生諸君に、体育祭の練習を通じて、是非2年生・1年生を育ててほしいと話しました。

 体育祭という学校行事を通じて、生徒諸君そして若松商業高校が大きく飛躍、成長することを期待します。

 

 令和5年5月11日(木)【避難訓練】

 10年ほど前、映画を見に行ったときの出来事です。夜8時過ぎでしたが、どの会場も多く観客で賑わっていました。私が観ようとした映画の予告編が終わる頃、突然、スクリーン画面が消えました。しばらく待っていると、火災報知機が短く鳴り、「火事です」と放送が2回流れました。館内が少しざわめき、私も不安になりました。

誰かの「出ようや」の言葉で、全員が外に出始めました。中央廊下は、出てきた大勢の人で混雑していました。しかし、みんな冷静に非常口へと向かい、パニックにならずに避難できました。(原因は、雷による停電でした)

 避難の際は、「冷静に行動することが大切である」ことを実感しました。

令和5年4月28日(金) 【オススメ本】

私のオススメ本は、「夢をかなえるゾウ」(水野敬也 著)です。

あらすじは・・・関西弁を話すゾウの姿をした神様。その名を「ガネーシャ」という。人生に絶望し、夢をなくした主人公が、「ガネーシャ(神様)」と出会う。自分が与える課題を日々こなしていけば夢は必ず叶うと「ガネーシャ(神様)」は言う。主人公に与えられた最初の課題は、「靴を磨く」だった。その他にも、「その日頑張れた自分をホメる」、「運が良いと口に出して言う」、「応募する」・・・・など。文句を言いながらも課題をこなしていく主人公の結末は・・・。

 この本は、職員室の一丸先生の机上にもありました。自己啓発本としてオススメの1冊です!。

令和5年4月24日(月) 【男子バスケットボール部 勝利!】

 4月22日(土)、本校体育館で行われた男子バスケットボール部北部ブロック予選(公式戦)。1回戦の相手は折尾高校でした。序盤は優位に試合を進めていましたが、第3クオーターで59対57と追い上げられました。厳しい展開になりそうでしたが、そこからが素晴らしかった。攻めの姿勢を続け、最後は75対62で勝利しました。

私は、2階ギャラリーから応援していましたが、近くに本校生徒とその保護者がいました。バスケット部関係の方かと思い、きいてみると、他の部活動の生徒とその保護者でした。

「選手の一生懸命を観させてもらって、とても嬉しいです!」とその保護者は話してくれました。その応援の言葉に、私はとても暖かい気持ちになりました。

令和5年4月19日(水)【Switch One研修】

今日は1年生の「Switch One研修」第2日目。メインは、学校から菖蒲谷キャンプ場まで、片道7キロの山歩き。私は最後尾について、生徒と一緒にゴールを目指しました。

菖蒲谷キャンプ場では、まずクラス写真撮影。その後の昼食は、「若商河童弁当」でした。(東筑軒の協力で開発した弁当です。詳しくは、本校ホームページにあります)

道中、天気がよくて森林浴が楽しめました。一緒に歩いた生徒たちは、これからの若商での過ごし方や、将来のことについて話をしてくれました。

 若商生が、将来、自分らしく輝くことを心より願っています。

令和5年4月10日(月)【野球部】

昼休み、野球部の生徒5名(部員、マネージャー)が、監督とともに校長室を訪れました。昨日、私が桃園球場での試合(北九州市長杯 対門司学園戦)を応援にいったことのお礼にわざわざ来てくれたのです。ありがたいことです・・・。試合は負けましたが、本校野球部員の一生懸命さ(打ったあとのファーストまでの全力疾走や守備からベンチに戻ってくるときの仲間同士の声かけなど)は、とても清々しく、爽やかさを感じました。「次回も応援に行きますね。練習がんばってください」と、部員に伝えました。